「その生きづらさ、かくれ繊細さんかもしれません」を読んで。

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「気づきシェア」のブログに来てくださり、ありがとうございます。

お茶でも飲みながら、のんびり読んでいただけたら嬉しいです♪

本日のテーマは、「その生きづらさ、かくれ繊細さんかもしれません を読んで。」です。

よろしくお願いいたします。

なんか生きづらい・・・

私には、長年の悩みがありました。

そう、なんか生きづらいのです。

常に誰かの顔色を伺ったり、ちょっとした物音でびっくりしたり、誰かが怒られていると何故か私も凹んだり、この人私このと嫌いだと気づいたり、友達といると楽しいけど疲れが半端なかったり・・・。

そしてなにより、ちょっとしたことで落ち込む・・。

上司に注意されただけなのに、人格を否定されているような気持ちになり、落ち込み、なかなか立ち上がれない、そしてその人に対して恐怖心が芽生え、報告連絡相談がしにくくなる・・・

でも、表面上はニコニコできるし、初対面の人にも一応笑顔で対応することはできる・・・。

でも・・・でも・・・・でも・・・

といった感じで、ぐるぐる思考が止まらないのです。

そんな中、出会った本があります。

『その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません』

HSS型HSP専門心理カウンセラー

時田ひさ子先生の本です。

この本を読んで、なるほど!と思った箇所がたくさんありました。

もし同じ悩みがあるなら、ぜひこの本を手にとってほしいです。

今回は、私が共感した内容を紹介したいと思います。

そもそも「かくれ繊細さん」とは?

まずHSPとは、生まれつき感受性や感覚が敏感な気質な方のことをいいます。

エイレン・アーロン博士のまとめによりますと、

  • 考え方が複雑で、深く考えてから行動する
  • 刺激に敏感で疲れやすい
  • 人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい
  • 些細なことにも気づく

これら1つでも当てはまらない場合は、HSPではないとのことです。

本書では、かくれ繊細さんの特性について以下の通り書かれています。

①常に外部の情報を取り込んで、
その情報を脳内で突き合わせて検討・選択する機能を持ち合わせており、
感受性豊かで繊細で傷つきやすく、他人に自然と共感してしまう。

②まだ研究中ですが、外交的で新しい情報や刺激を求めてしまう。

かくれ繊細さんは、人口の6%と言われているそうです

私は、色んなことに興味があってやってみるけど、

長続きしなくて自分を責めてしまう。

それに、誰かが怒られているときも私は関係ないのに

傷ついてしまったり、オドオドしながら仕事をすることが

多いな・・・。

そういえば、駅で混雑しているとき、
周りの人はまっすぐ歩いて人とぶつかりそうになるときは、
「ヒョイ」と体をよけて歩いている人が多いのですが、

私の場合は、まっすぐ歩かずジグザグに歩いていました。

これもかくれ繊細さんの特徴で、周囲の動きを予想しながら歩いてくる人との距離感、相手がぶつかってくることを予測しているかどうか、観察しながら歩いているそうです。

また、電車で周囲をキョロキョロしてしまうのも、車内情報を無意識に収集しているそうなのです。

かくれ繊細さんの人間関係がうまくいかない理由

そもそも、かくれ繊細さんは、人間関係を作ることが上手なのだそうです。

常に人からどう見られているかを基準にしているからです。

それにもかかわらず、人間関係でつまづくことがあります。

ちなみに私は、転職を数回繰り返しています。

いくつか理由はありますが、
ほとんどの場合、人間関係が辛く辞めてしまうのです。

そんな自分をよく責めてしまいます。

本書では、人間関係がうまくいかない理由も書かれていました。

①表と裏を使い分けることへの抵抗

かくれ繊細さんは、この人が苦手だけど関係を断つことは許されない。

誰にでも公平な対応をするべきだというマイルールがあったりします。

ですので、苦手な人がいても簡単に距離を置くことができず無理に仲良くしようとする・・

結果、人間関係が苦痛になるそうです。

また、人にどう思われているか・・・を基準にして動いているため、

オドオドして相手をイライラさせてしまったり、

相手の負担にならないように気をつけすぎて、報告が遅れてしまうことがあります。

本書では、

自分の感覚で動くと忠告を受けてしまい、
言われたことに傷ついて自分の行動を直そうとして、
四苦八苦してしまう。

と記載されています。

これを解決するには、繊細さんの方法をパクるしかないそうです。

②弱点中の弱点を指摘されることを避ける

あ、これは私のことだな・・・と思いました。

人に見せていい弱点と、人に見せたくない弱点を持っていて、

人に見せたくない弱点を指摘されると、とても傷ついたりショックを受けたりします。

傷つきたくないために逃げてしまうのです。

これを克服するには、

①弱点を知る

②物理的に弱点を減らす

の方法が記載されていました。

弱点ってないよ・・と思っていても、
傷つきたくないから自分の感情に蓋をして、気がついていないだけのこともあります。

実際私も、自分の弱点を書き出してみましたが、
心がギュー・・・と締め付けられるような気持ちになりました。

本当は、まだまだ弱点がありそうな気がして、
でも怖くてかけない部分もあるかも・・・と思っています。

物理的に弱点を減らす方法は、とにかく実践するしかないのです。

勉強が苦手なら、勉強を頑張る。

太っていることが弱点なら、ダイエットをする・・・。

ちょっと過酷ですが、それ以外に方法はないのです。

自己肯定感の違い

かくれ繊細さんと、非かくれ繊細さんの自己肯定感は違うと本書では書かれています。

☆一般的な自己肯定感
自分が自分であることに満足して、価値ある存在として受け入れることで、
失敗したとしても自分を許すことができること

★かくれ繊細さん
常識的な感覚からはみ出た部分を
「自分にはそういうところがある」と受け入れること。

かくれ繊細さんは感受性豊かで、
非かくれ繊細さんにはない、感覚があります。
「善」も「悪」も両方あります。

かくれ繊細さんの【善】の感受性

公平・博愛・向上心・貢献心・純粋・愛情深い など

かくれ繊細さんの【悪】の感受性

暗い・ネガティブ・しつこい・ネチネチ・腹黒い・優秀であることを自覚して隠す など

自分の弱点を知って受け入れることで、自己肯定ができる状態になるそうです。

私の場合は、

がさつ・不器用・要領が悪い・
八方美人・ネガティブ・ネチネチ

いっぱいあるなぁ・・・。

まとめ

今回は、かくれ繊細さんが生きづらい理由と解決法をご紹介しました。

☆かくれ繊細さんは、非かくれ繊細さんよりも、より感受性豊かで、敏感で、傷つきやすく、社交的である。

☆常に周りの人にどう見られているかが気になり、人との距離感がわからない。

☆人には見せたくない弱点を指摘されることが怖い。
→自分の弱点を知ることが大切。

本を読んでみて、非繊細さんが気づかない感受性があることに驚きました。
よく「考えすぎだよ」と言われることがあるので、納得です。

自分にはこういう特性があること理解して、自分を否定せず、
もちろん他人も否定することなく、心穏やかに生活していきたいと思いました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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